トミカの高い印刷技術を継承してるから高品質な商品をお届け

サンブライト工業さんってどんな会社?

みなさん、印刷というと、どんなイメージをお持ちですか?紙に、写真や文字を印刷するというイメージじゃないでしょうか?

昭和61年創業で、今年35年目の「サンブライト工業」さんは、平面はもちろん、ボトルやフィギュアなど突起物のある素材でも、高い技術力で印刷できる会社なんです!

今回は、そんなサンブライト工業の「加瀬桂司」社長に、お話を聞かせていただき、実際の仕事場も見学させていただきました。

この電車の本体を白色に塗装して、カラーの部分は印刷になっています

加瀬社長は、人当たりがよく優しい方でした。趣味で油絵を描かれていて、とても素敵な色使いの絵がたくさん会社に飾ってありました。

乗馬もやられているとのことで、馬の絵も躍動感があり素敵でした。

加瀬社長です
素敵な絵がたくさん飾ってありました

サンブライト工業さんは、元々トミー(現タカラトミー)のトミカの印刷をしていました。その後、トミカで培った技術を武器に会社を設立しました。

今では、化粧品のボトル、フィギュア、バッグ、おもちゃなど、幅広い商品の印刷をしています。

いろいろある印刷の種類をご紹介

サンブライト工業さんでは、商品によっていろいろな印刷方法で作業をします。

シルクスクリーンプリント、タンポプリント(パットプリント)、ホットスタンプ、という印刷方法ができます。それぞれ、どういった方法なのか説明していきますね。

・シルクスクリーンプリント

絹のメッシュを版にして、布目の間からインクをヘラで擦って、印刷する方法です。平たいものだけではなく、ボトルのような筒状の物も印刷できます。

シルクスクリーンプリントの作業風景
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sanburaitokou08.jpg
平面だけではなく曲面も印刷できます/ホームページより

・タンポプリント(パットプリント)

凹版と言われるデザインを掘った板から、シリコンパッドにデザインを転写して、印刷物に印刷する技術です。

特徴としては、細かい図柄を平面だけではなく、立体物にも印刷できることです。柔らかいシリコンパッドを使うことで、凹部分にも印刷もできます。

サンブライト工業さんでは、凹版を社内加工できるので、作業をスピーディーに行えます。

タンポプリント(パットプリント)の印刷機です
シリコンパッドを使って印刷します
キレイで細かい模様の印刷もできます

・ホットスタンプ

箔と呼ばれる、金属を薄く伸ばした物を加熱し、押し付けて印刷する方法です。インクではできない、金属光沢が表現できます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sanburaitokou12.jpg
ホットスタンプの作業風景/ホームページより

最後に

仕事場を見学させていただき、一番驚いたのが印刷を人の手でやっていることでした。

全て機械が自動でやっていると思っていたので、ビックリでした。

たくさんの電車が飾ってありました

電車の窓枠だけを印刷していたのですが、全くズレずに人の手でキレイに何個も印刷されていくのは、技術の高さを感じました。

そのことを加瀬社長に伝えたら、当たり前すぎたみたいで、キョトンとしてました。

作業場の雰囲気はこのような感じです

個人で印刷をお願いすることはあまりないかもしれませんが、高い技術で高品質な印刷をしてもらえるので、機会があったら利用してみてください。

加瀬社長お忙しい中、話を聞かせていただき、作業場の案内までしてもらい、ありがとうございました!

会社名有限会社 サンブライト工業
住所〒125-0035 東京都葛飾区南水元1-8-5
TEL03-3627-2001
FAX03-3627-2183
代表者代表取締役 加瀬桂司
資本金1,000万円
ホームページhttp://www.sunbright-kogyo.co.jp/index.html
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